フィリピン大学の履修登録にイライラ

息子の虎次郎が通う国立フィリピン大学ディリマン校なんですが、
学期始めの履修登録にいつもイライラさせられます。

履修登録の方法なのですが、
先ず、生徒全員がインターネットで自分が取りたい教科を組んで登録します。
何日までに登録して下さいという期限があるのですが、
お知らせはホームページでのみされて
大学構内に貼ってあるなどはないので
先日の夏学期では虎次郎は逃してしまったわけなのです。

登録の締め切りがあった後、
抽選が行われます。

ここで問題なのは取りたい授業に何人応募しているか全く見えないこと。
大学側でも特に一般教養は何人がどの教科に登録したいか全く把握していません。

最低15単位、最高で21単位と決まっていますが、
抽選に漏れて6単位しか取れないと
残りの単位は授業が始まってから先生と直接交渉となります。

しかし、今回もそうですが、
既に履修する生徒が決まっているわけですから
先生も生徒を増やしたくないわけですし、
直接交渉されたくないので最初の週は授業を欠席する先生も多いのです。

朝5時から並んでやっと取れたという時もありましたが、
今回は全く駄目で、
今12単位まで取れたのであと1教科(3単位)必要なのですが
一般教養をあちこち回っても駄目だったみたいなのです。

既に木曜日から授業が始まっていて
もう水曜日です。

まだ大学に授業料も払ってない・・・。

全部の履修が終わらないと授業料払えない仕組みなので。
もしかしたら期限過ぎて今年は一学期休学なんてことになったらどうしよう・・・
と心配です。

そもそもフィリピン大学って大きな講義室がないからですよね。
博士号など取っている学生が教授を補佐するアシスタント制もないのです。

だから先生が教えられる生徒の数が決ってしまい、
教室も狭い教室しかないので効率が悪い。

しかも大学側は多分、生徒がどの一般教養科目を取らなくてはならないか全く把握してない。
と言うか一般教養科目も種類が多く
あちこちの学部に分散されているのでまとめようがないのでしょう。

なので例えば虎次郎は機械工学科なのですが
自分の学科の専門科目はほぼ問題なく取れるのです。

それは学部が生徒の数や履修科目を把握して
人数分きちんと用意してくれるからです。

長女桜が卒業したラサール大学の場合だと
自分が所属する学部が一般教養科目も用意するシステムなので
どのくらいの生徒がどんな一般教養科目が足りないか把握しており、
履修出来ないでウロウロする生徒は出ないんだそう。

例え運が悪くいっぱいになって履修出来なくても
他の学部で同じ一般教養があればそちらに入れてもらったりするんですって。

こういうのは私立の大学はどんどん改善されているようです。

フィリピン大学は今年度から以前の6月始まりから
8月始まりに変わり、
今年の授業開始は8月7日 木曜日でしたが、
海外に留学している大学の先生などが8月始まりの間に合わないで
戻って来れないから先生不足という学部もあるようです。

ママ友に電話して聞いたら
20人同じ一般教養を取ってない人を集めて学部と交渉すると新しいクラスを開設してくれることがある・・・と言うのですが、
そ、そんなの人と話すのが苦手な虎次郎に出来るわけないです。

じゃあ、もしかしたら誰かが交渉して新しく開設した授業もあるかもしれないですよね。
毎日そこに出向いて行って張り込みみたいにしつこく

「開設されましたか?」

って聞けばいいんでしょうけど
2度だけ聞きに行って虎次郎は諦めてしまったのです。

虎次郎は自分が卒業までに履修すべき科目をずっと眺めていて
4年生に取る筈の専門科目が取れるか聞きに行くと言ってるんですが
(とにかくあと3単位埋まればいい)
それも先生と直接交渉なので
授業がある水曜日しか聞けないらしく
他の日(土曜日と月曜日)にも出かけて行ったけど
授業がある日に行けって言われただけみたいです。

フィリピン大学って主人がアテネオ大学で学んでいる頃から
友達でフィリピン大学に行った人が
履修で失敗して卒業が1年、2年伸びたって話しをしてたそうですが、
変わる気は全くないのですね。

フィリピンの政府と体質が似ているので
将来政府と関わる仕事をする良い経験だと言う人もいますが、
改善されないってどうなんでしょうね。

今日、無事に履修出来るといいのですが
もし出来なかったらどうなるのでしょう・・・。

多くの生徒はこの面倒な履修手続きを簡単にする為に
クラブやフラタニティー(兄弟会)やソロリティー(姉妹会)に所属し
団結して助け合っているのですが
虎次郎はクラブに入る気はないよう。

フィリピンの場合、フラタニティー(兄弟会)は入会のイニシエーションが殴る蹴るの暴行で毎年死者が出ているのでかなり問題なのです。骨折や腎臓が一つ機能しなくなったとか、かなり過激です。ママ友の息子さんも親にだまって入会の儀式に行って救急外来のお世話になったとか。

主人に言わせると正常な精神では人を殴れないので、麻薬やお酒でハイになった状態で殴るとかで、コントロールがきかなくなったり、自分がしてる事が記憶にない人なんかもいるんでしょう。

姉妹会も入会の儀式はあって、強姦とかもあるらしいです。
もちろんそうじゃないグループもあるようですが。

他の私立大学ではフラタニティーやソロリティーは禁止で
入会したことがばれると退学になる場合が多いのですが
フィリピン大学はなにせ「自由」が謳い文句で裸で学校に来ても良く、
それを誇りにしてるので
中にはかなり過激な生徒や、
大人と対抗して政治運動してる人とか、
プライド高い生徒もいます。

フィリピンの国を凝縮したような場所かな。
貧しい人もいれば、金持ちもいて、
コネで授業登録などをさっさと済ませる人もいれば
真面目で損をしてる人も
要領がいい人、悪い人、普通の学生、色々。

ただアテネオ大学でガイダンスカウンセラーをしている友人が
問題(勉強や友達関係やうつなど)がありそうな生徒へはこちらから手を伸ばしてあげると言っていたけど、フィリピン大学では自分で自分を助けなければ誰も助けてくれない場所です。

入学の時にガイダンスカウンセラーに会いに行ったら
何かあったら生徒が来てくれないと
私達は来ない人は助けないわよ、親が来ても駄目、
と言われたのです。
それを聞いて実際に行っても助けてはくれない可能性は高い気がしました。
殆どの学生は行かないんじゃないかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フィリピン大学の履修登録にイライラ」への2件のフィードバック

  1. 今では日本の大学生は3年生になると就職活動が始まるらしいです。
    フィリピンって就職活動ってあるのでしょうか?
    それとも大学に入ると自動的に就職先が決まるのかしら?
    大学のことはよくわかりませんが、ふと疑問に思いました。

    • まはなさん♪

      訪問、コメントありがとう御座います!!

      フィリピンの場合は就職がアメリカ式なので、日本のような就職活動はないようです。日本の就職活動ってちょっと特殊ですよね。以前、NHKで日本の就職活動について議論する番組があったのですが、その中で企業側の人がアメリカのような方法で採用するとすると新人研修をどうするかが問題になる・・・と言っていて、ますます意味不明に思いましたが、多分、企業が新卒を同じ時期に採用する理由はこの辺にあるのかもしれませんね。

      それにしても3年生から就職活動が始まるなんて驚きです。

      フィリピンの場合は個人が就職したい会社に応募に行くんだと思うんですが、今はコンピューター関連の会社は人材が足りないみたいで、大学に居る間から企業が今から給料(給料というか学費の足しでしょうか)を払うから卒業したら是非うちで働いて欲しい・・・などもあるようです。

      もちろん大学に求人が来たりというのもありますが、自分がやりたい分野の会社に面接に行くと言うのは日本と同じかもしれませんね。ただフィリピンの場合は最初に就職する会社はとにかく安い給料でもいいから自分が専門分野で成長出来る会社を選ぶ人が多いかもしれません。ヘッドハンターなどに引き抜かれることを目的としているからです。最初から良い会社に入社しても実力がなければいつでも首を切られるので、最初は自分を教育してくれる(叩いてくれる)会社を選ぶ方が後が楽だからでしょう。

      こちらは大学を出ても就職がないのが普通なので、職を探している人はたくさんいますよ〜。どこも大変ですよね。

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