フィリピンの学校のフィリピン月間と子どもの思考言語

現地校に通う末っ子の桃ちゃん(今年は小学校4年生)なんですが
女子校で幼稚園から高校まであります。

そしてただ今、フィリピン月間中。

主人に言わせればフィリピン月間をしないとフィリピンについて知る機会がないなんて残念だ、もっと日頃の教育に自然に取り入れたらいいのに・・・と言うんですが、とにかくアメリカナイズされた子ども達が殆どだし、生徒の共通語は英語なのですから仕方ないようにも思います。

(それに昔はフィリピン文学を専攻していたのに子ども達にフィリピン語で話しかけない主人のせいで子ども達は3人ともフィリピン語が苦手なのです。うちの子達は3人とも日本語の簡単な会話なら出来るのに・・・。)

 

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今日はフィリピン民族衣装を着て来るように言われて、
先週末に急いで買いに行って桃ちゃんが選んだ
「マリア・クララ」 というスタイルの青い衣装を着て出かけて行きました。

去年着ていたのはもうサイズ入らなかったのです(涙)。
一式で2000ペソ(4700円/$45)って痛い出費でした。

もっと安いのもあったのですが、
生地や縫い方が悪かったり、裏地がないとチクチクしたり、
なかなか選ぶのも難しいです。

フィリピンの現地校の殆どが
フィリピン語(国語)教科とフィリピン語を使っての社会科を教えているんですが、
去年度までは桃ちゃんのフィリピン語と社会科で四苦八苦していました。

特にフィリピン語は文法が中心なのですが
桃ちゃんには語彙がないので
そもそも問題の文章が読めなかったりして・・・(涙)。

今年は夏休み中の 5月から(新学期は6月半ば)
長女桜の友達が桃ちゃんの家庭教師に来てくれるようになり、
桃ちゃんのフィリピン語は上達しました。

フィリピン大学でフィリピンジャーナリズムを専攻している大学2年生なんですが、
フィリピン語で書かれた簡単な絵本を桃ちゃんに音読させて
分からない意味を口頭で教えてあげているだけなんですけど。

前はテストの問題の意味がそもそも読めなかったのが
今年は単語で分からない言葉があっても
文章は読めるようになりました。

やはり文語文を読むというのが言語能力の基礎になるのですね。

フィリピン人の貧しい人がフィリピン語は話せても
フィリピン語で書かれた文書が読めないのは
やはり文語文を読まないからでしょう。

今回、スペイン旅行中、書店でスペイン語やバスク語に翻訳されたアメリカの本が多く売られているのを見て主人は

「フィリピン語で書かれた子ども向けの本が少な過ぎる。外国の児童文学で良いから翻訳して出版したらいいのになあ。」

と言ってましたが、
本を読まない人が多いので
翻訳しても売れないだろう・・・と踏み切れないんじゃないでしょうか。

そして先日もアメリカからの古本屋で子ども向け「Odyssey」を見つけて
桃ちゃんははまってしまって5回も読んでいたんですが
英語の本の方が簡単に読めるし
良い本が多いので
ついつい英語の本ばかり買ってしまいます・・・。

 

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フィリピンの学校のフィリピン月間と子どもの思考言語」への6件のフィードバック

  1. 言語を子供に教えるって難しいですよね。親が話をするだけでは限界がある、と最近気づきました。確かに文語文を読むのは言語の基礎ですね。うちの長女はやっと少しひらがなが読めるようになり、嬉しいです。英語の素晴らしい書籍や映画は豊富なので、外国語として英語を習う方が、その他の言語を習うより楽そうだ、と思いました。今度日本に行ったら、洋画の日本語吹き替え版を子供に見せたい、なんて思っています。

    • Kahoさん♪

      コメントと訪問、ありがとう御座います! 

      海外で暮らしている場合、子どもに日本語を教えるの難しいですね。でもKahoさんのご主人は日本語が話せるんですよね。羨ましいです〜。うちは主人が英語で話すのでそれに合わせて子どもも英語・・となります。Kahoさんやご主人は何カ国語もお話しされるんですよね。家の中で他言語でも皆がそれを理解出来れば問題ないように思いますが如何かしら。

      平仮名を覚えられたんですか! 凄い!!
      末っ子の桃ちゃんは平仮名で四苦八苦していてまだ全部は覚えられていません。多分読めるのは4、5つくらいです。涙 

      字が読めるようになるとグっと言語習得がやりやすくなりますよね。公文教室をしている時にコツコツ集めた絵本や小学生向けの推薦図書も今では誰も読まない状態で勿体ない状態です。落ちかかったら差し上げたいくらいです。

      英語は本当に身近にあふれています。会話的文章も、文語文も両方あり、子ども達は意識していないくらいです。それが日本語となるととたんにハードルが高くなります。映画を日本語でっていいですね。私も帰国した時に試してみようかしら。特に知っている映画なら尚更楽しいかもしれませんね。日本で吹き替えは少し後に出ますし。

  2. こちらこそ!

    夫とはいつも日本語で会話しています。夫が日本語ができることは、本当に有り難く思います。今までは、夫は子供たちにはずっと英語で話していました。今年の夏休みの間、子供たちの日本語をもう少し上達させないとと夫が気づいた様で、夏休み以降は彼も子供たちに日本語で話しかけてくれます。それはとても感謝しています。

    長女の平仮名はまだ勉強が必要ですが、3歳向けの子供の本なら読める様になりました。伝記の漫画本も2冊買って来たのですが、内容が’難しすぎるので、私が読んであげています。長女は楽しんでくれています。9歳になってから、長女はもっと日本語に興味を示してくれる様になり、嬉しいです。

    子供が好きなピクサーやデズニー映画を日本語で見せるのは、友人から頂いたアイディアなのですが、良いですよね。私たちが持っている映画の中で、日本語で見せられる映画の数が少ないので、これから集めなくては、と思っています。

    バイリンガル教育の難しさを日々体感します。どうやって子供の意思や他の興味をつぶさずに、日本語を家庭で教えるかは、これからの課題です。(^ー^)

    • kahoさん♪

      ご主人様が日本語が流暢に話せるとは何とも羨ましいです!! 子ども達にも日本語で意識して話してくれるなんて、本当に感謝ですね。素晴らしい〜。

      漫画の言葉、確かに内容によってはハードルが高そうです。漫画そのものも初心者が読むのは難しいかもしれません。子どもの頃に通っていたカトリック教会に新しく赴任されたアイルランド人の神父様が漫画の日本語は分からないとおっしゃっていたのを思い出しました。

      私が昔長女に読んであげて良かったのは「くまのウーフ」という本でした。松谷みよ子の「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズも1冊だけ持っていてその本は良かったのですが、ネットで調べると自分の子育ての伝記のような流れで、途中から離婚のトラブルやお父さんの死が出て来たりするので、シリーズは何冊もあるので本を選べば悪くない(日本語を習得するのに悪くないと言う意味です)ものもありますが、事前に調べた方が良さそうです。

      本は自分で読むより私が読んであげることが多かったです。ただ長女はそうだったんですが、息子は文学など昔から(そして今も)苦手で、平仮名を覚えたところで止まりました。末娘は平仮名を覚えることすら出来ていません。汗

      ディズニーの映画は子ども達が英語で親しんでいて内容も知っているのでグッドアイデアですね〜!そのお友達もきっと自らの経験の中で「あ、これだ!」って思われたのですね。日本で買って来るのもいいですが、最近はネットでも色々見つかるかもしれません。もちろんダウンロードは出来ませんが、オンラインで見るのであれば古い映画などは見つかることがあります。

      という私も昔は日本で色々集めてきてました! 「おかあさんといっしょ」などもビデオに撮ってもらって持って帰って来て見せたりしていましたよ〜。

      バイリンガル教育、本当に難しいと思います。そして言語以上に難しいのは文化。この文化を体験して欲しくて先日新宿区に体験入学をお願いしたのですが、新宿区は外国人労働者が多く、そのお子さん達(両親のどちらも日本人ではない)の対応で学校は大変らしく、去年(2013年)なんですが断られました。去年、体験入学をさせるつもりはなく、次回の為にと区の教育委員会に聞きに行ったのですが、そういう制度はないので無理だとのことでした。その時に私が子どもに日本の文化を体験させてあげたいという思いが全く通じず、それから不眠になり、数日後回転性めまい発作で3日ほど歩くことも出来なかったので、ちょっと今は日本で体験入学させる気が全くありません。でもネットで連絡頂いた方で今年、たまたま新宿区でご主人の仕事の都合で2週間だけ小学校に通わせたいと申請した方は受けてもらえたそうで本当に良かったと思います。その方が偶然受け入れて頂いただけなのか分かりませんが、そして先生達のご苦労を思うと申し訳ないと思いますが、私は海外で暮らす日本人のお子さんが日本で少しでも文化を体験する機会を持つのは子どもの頃だからこそとても重要だと思いますし、日本の将来に決して無駄ではない投資だと思います。もし学校の負担が大きいのであれば私はそういう制度を作って短期の場合は有料でも実施されたら、その子ども達の中にはきっと将来日本の為に貢献するような仕事をする人も出て来ることと思うのです。日本には世界と比べても素晴らしい文化や習慣が多く残っていますよね。

  3. そんなご苦労とご心労があったのですね。親になると、想像しなかった辛い経験をすることがありますよね。私の娘2人は、今年の夏休み中に体験入学をいたしました。たったの2週間だったのですが、受け入れて下さった学校では、毎年体験入学に入られるお子さんがいらっしゃるとかで、とても親切な対応でした。長女は去年に引き続き2回目だったこともあり、お友達も居て、とても楽しそうでした。次女はちょっとまだなじめていなかった気がしますが、文句も言わず、通ってくれた事は親の私には大変助かりました。
    ある友人によると、教育委員会の人から言われたのは、就学年齢のお子さんが学校がある時間にうろうろするよりは、学校に通う方が良いと思われているらしく、海外から短期で戻っている日本人のお子さんの体験入学は有り難いとか。この考え方は、市の教育委員会によっては違うのですね。。。
    私も菜の花さんと同意で、海外から戻る日本人のお子さんを短期でも受け入れる体制を整えることは、日本の将来には決して無駄ではない投資であると思います。今回日本に帰った際、まだ真の国際化に到達していない日本の状況を見て、とても残念に思いました。海外から戻ってきた日本人の子供たちが、海外に出た事が無い日本人に触れる機会は、自身の国の文化理解の上でも貴重です。日本の外に目を向けたからこそ分かる日本の良さ、素晴らしさを、日本の文化を継承する子供たちが知る事は、世界に出て行く人材を作る上で非常に大切だと感じます。

    • Kahoさん♪

      新宿区の教育委員会の方達もきっと大変なご苦労が色々おありなのでしょうね。年配の男性と若い女性の方だったんですが、別に変な態度とかではなかったんです。ただたった2週間でも転入するとその予算が組まれて、その金額はバカにならないから・・という感じでした。校長先生の独断で受け入れている場合もあるが、それは本当は違法なので責任問題があった時にどうするのかと危惧もされていました。私はその場で涙が止まらなくて、区役所の別の係に行っていた母が来て、私を帰りましょうと立たせてくれて、そのまま立ち去りました。その方達に嫌な思いをしたというわけではなく、本当に制度がないので仕方ないと思いました。ただ他の区や自治体では積極的に受け入れている場所もあるらしくて、羨ましいですね〜。新宿区はきっとそんな余裕がない区なのでしょうね。外国人も多そうですし。

      Kahoさんのお嬢さんは二度目でお友達も出来たなんて、それこそ今理想的な状態ですね!人ごとながら嬉しく思います。日本の文化や学校のこと、子どもの頃の意識しない年齢に自然と入り込む感じになりますよね。

      私も今回、スペインの農場で末娘が体験したことは本当に彼女の一生の宝になると思います。期間も8日間と短かかったのですが、スペイン語の発音は今でも私より上手ですし、たまに親子でスペイン語で会話したりもしています。地元の学校に行ったわけではないのですが、地元の子ども達と毎日遊べたのです。彼らが学校に行っている間はスペイン語の個人授業をお願いしました。

      >海外から戻る日本人のお子さんを短期でも受け入れる体制を整えることは、
      >日本の将来には決して無駄ではない投資であると思います。

      本当に同感です!

      私は是非、有料でもいいので制度をきちんと整えて欲しいなと思います。

      でもきっと末娘が大人になるまでにそんな制度が出来るとは思えないので、本当に残念ですが、多分これからも日本に長期に帰ることはないように思います。帰っても家に居るだけで友達も居ないので本当に可哀想なんです。公園に行って他の子が遊んでいると話しかけて一緒に遊んでもいい?と聞いてくるんですが、小学生ではなく幼稚園の子が居る時間帯なので、やはり変な母娘が学校がある時間に公園に居て、幼児に話しかけたり遊んでと言ったら変に思われるので、話しかけたら駄目よと言わなくてはならなくて、それも辛かったです。

      >海外に出た事が無い日本人に触れる機会は、自身の国の文化理解の上でも貴重です。

      それはスペインの子達もそうでした。私達を通してフィリピンの文化や日本語など学んでいて、あまりの習得の早さに驚きました。フィリピン語ではリンゴの事を「1つのマンツァナス」って言うのよ〜と言ったらゲラゲラ笑ってくれて、と言うのはフィリピン語では単数系だけどスペイン語だと複数形なんですね。ぶどうもウバスって言うんですが、スペイン語ならウバなわけです。文化交流って大げさではなく、あ〜スペインの植民地だったから、って子どもならそれだけで深い感情などもなくて普通にコミュニケーション出来るのがいいですよね。

      >日本の外に目を向けたからこそ分かる日本の良さ、素晴らしさを、日本の文化を継承する子供たちが知る事は、世界に出て行く人材を作る上で非常に大切だと感じます。

      私も日本の子ども達には真の国際人として将来活躍してくれるような人材として育って欲しいです。フィリピンでは韓国製の電化製品が大人気ですが、本当は日本の製品の方が良いものが多いのに、どうもマーケティングとなると韓国の押しには到底追いつかないのかしら。マニラには日本製の電化製品が少なくて本当に残念です。国際人と電化製品は直接は関係ありませんけど、一事が万事という感じがします。

      余談ですが、主人がアメリカに留学中、私は仕事をしていたので同伴しなかったのですが、夏休みに子ども達と観光ビザでアメリカに遊びに行ったんです。そして1ヶ月だけでしたがアメリカの公立の学校に無料で入れてもらえました。やっぱりその時、学校に行ってる時間帯に子ども達がウロウロしているのはおかしい、子どもが学校に通うのは住民票がなくても当然の権利だという考え方でした。その時にクラスメートだった人と長女は最近フェイスブックでまた復活して楽しく会話しています。彼女は分子生物学を専攻しているとか。当時7才だった息子はあまり覚えてないらしいんですが、9才だった長女は鮮明に覚えているようです。Kahoさんのお嬢さんもきっと次女さんは年齢がちょっと低いからかもしれませんが、でも低い年齢の子ほど無意識に受けるものが大きいのできっと日本での体験は彼女のサブコンシェスの中にしっかり入り込んでいる筈ですよね。次回はきっともっと楽しい体験が出来ることでしょう!

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