ガヴァルニー(Cirque de Gavarnie)とナポレオン橋(Pont Napoléon)

<旅行記・・・旅行も後3日で終わりです。>

一度目に行った時、大雨に降られてハイキングを中止したガヴァルニー。

もう明日はスペインへ発つ・・という日、再挑戦しました。

今度は主人も一緒にハイキング。
(本当はハイキング好きじゃない主人)

と言うのは主人が自転車で登りたかったガヴァルニー村からさらにスキー場の方に上がって行く山の上の方はまだ雪で一番上まではどうせ行かれなかったのです。

そして日本の旅行会社が作っているこんなビデオ発見。

 

でも・・このビデオでは滝の下まで歩いてますが、
私達が行ったのは滝を上から見ておしまい。

滝の下に出て来る道があるなんて知らなかったです。

確かに観光案内所の地図は行きと帰りの道が違うハイキングコースになっていて
私達が通ったのは行きも帰りも同じ道だったので
不思議ではあったんですが、
フランス人の他のハイキングしてる人も皆、展望台まで行って引き返していたし・・・。

もしかしたら展望台からさらに登る道があったので
あれを行くのかしら?

出発は同じガヴァルニー村なのですけど。

ガイドが居るとそういう点、便利ですよね。
本当は観光案内所がしっかり教えてくれたらいいんですが、
フランスの場合、フランス語が出来ないとあまり正確には教えてもらえません。

ビデオでは展望台まで片道2時間弱、
さらに滝はそこから往復1時間半って書いてありましたが、
私達は展望台の往復が2時間15分でした。

もっとも借りたロバの足並みが速くて追いつくのが大変なくらいの早足で歩きました。

 

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観光案内所では地図をあげられないと言われたので
外に掲示してあった地図の写真を撮りました。

ボケて撮れてしまったんですが、
左下にガヴァルニーと書いてあり、
スキー場に上がって行くジグザグの道が主人が自転車で上りたかった所。

観光案内所のお姉さんに言わせると
上に行っても運営されてない閑散としたスキー場があるだけで
良い景色も何もない・・・って言うんですけど、
この辺り、全部良い景色なんですよね。
(見慣れてる彼らには特別じゃないのかも)

 

 

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前回、馬を借りたかったけど言葉が通じず断念したので
今回は観光案内所の人にフランス語で
「ガヴァルニー渓谷に行く馬を貸して欲しいです。同行者が居ればそちらもお願いしたいので料金が知りたいです。」

と書いて貰いました。

 

 

 

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結局、バヴァルニー渓谷まで馬は貸せない、ロバのみと言われて、
「ナポレオン」という名前のロバを借りたのですが
(2時間で25ユーロ)
それから同行者も付けられない、親がロバを引いて下さいと言われ・・・

 

 

 

 

 

 

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ナポレオン君、松の葉が好きで、
松の葉を見るとそこに突進。

 

 

 

 

 

 

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旅行会社が作ったビデオではこの場所から滝が見えるけど
雪が溶けてないので滝はない・・・です。

ここって夏に行くべき所かも。

 

 

 

 

 

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私は歩くのがロバより遅くて後ろから付いて行ったのに
ナポレオン君が私の方に向いている・・・
つまり後ろに戻ろうとしています。

このロバを引く技、結構難しくて
私が引くと舐められてしまって動きません。

 

 

 

 

 

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景色が良いから主人は写真を撮りたいけど
ナポレオン君が動かなくなるので仕方なく綱を持って歩かせます。

風が冷たいので上に乗ってるだけの桃ちゃんが寒くないか心配。
英語では「Wind chill」と言うのですが
寒い場所で体を動かさないでいるのって体温が下がって危ないんですよね。

 

 

 

 

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向こうにホテルが見えて来ました!
(あそこまで上がるんですね)

 

 

 

 

 

 

 

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凄く急ではないけれど登りです。

 

 

 

 

 

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やっと到着〜!
ホテルは閉まっていました。

 

 

 

 

 

ソニー2

展望台からホテルを振り返るとこんな感じです。
あの小さい小屋の横から上がって来ました。

 

 

 

 

 

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展望台にあった大きな絵では滝が沢山落ちています。

 

 

 

 

 

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でも滝・・・ちょろちょろと流れているのはあるようですが
まだ雪が溶けてないので滝にならないようです。

今、写真で見て気づいたのですが
この道をさらに登って行くとあの巨大岩の下に出て来るのでしょうね。

ビデオでは皆が滝を眺めていた所ですが
あんなに雪があるのでは行くことそのものが困難そう。

 

 

 

 

 

 

ソニー1

どうりでフランス人のハイカー達も展望台で引き返しているわけです。
多分、夏だとあの岩の下からぐるっと回って別のハイキングコースから元の村に戻る道があるのでしょう。

霧も出て来て、山の天気は変わりやすいので下山です。

 

 

 

 

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道の途中にこういう標識がたまにあって
何処に行くかは分かりませんが、
どのくらいの時間がかかるか必ず書かれています。
(でも片道の時間なので元の場所に戻るには2倍の時間が必要です)

 

 

 

 

 

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今度は帰りなので下り。

 

 

 

 

 

 

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突然、歩きながら糞をするナポレオン君。
さっきから松の葉を食べまくっていたからですよね〜。

 

 

 

 

 

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帰り道になったら突然、早足になったナポレオン君に主人と私は追いつけず・・・
焦って追いかけていたらこの砂利に滑って私は尻餅をつきました。

 

 

 

 

 

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もうあんな遠くを歩いているナポレオン君・・・。

 

 

 

 

 

ソニー3

望遠で撮ったのですが、
ガヴァルニー村に近づくと羊が草を食む牧草地が広がります。

 

 

 

 

 

 

 

ソニー4

村の外れにあるレストラン。
平たんな道に出たので少し走って追いつきました。

 

 

 

 

 

 

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と・・向こうから馬が歩いて来ます。
(ナポレオン君は道の脇に自分から止まって馬が全部通過するのを待っていました)

 

 

 

 

 

 

 

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観光客に貸す為にハイキングコースの出発地点に出してあった馬は全部夕方引き上げるんですね。このお父さんと子どもが馬追いをしています。

この子なんて桃ちゃんより小さいけど逞しいです。

 

 

 

 

 

 

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私達が借りたのは1番下の2時間で25ユーロです。
夕方4時に借り受け、返却したのは6時15分でした。

本当にナポレオン君、頑張りました。
ナポレオン君が居なかったら桃ちゃん、疲れて大変だったことでしょう。
都会っ子の桃ちゃんは歩くのが苦手なのです。

 

 

 

 

 

 

 

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ガヴァルニー村はお土産屋さんが結構沢山あります。
牛や羊につけるベルも売ってましたが、
大きいし、重いし、高いし買いませんでした。

役立ちそうなのは防寒具(マフラー、ジャケット、手袋)、杖、雨具など。

 

 

 

 

 

 

 

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帰り、川沿いの山肌の道をまた戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

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フランス電力会社の建物。
雪解け水で常に川の水が豊富なので水力発電をしています。
(右の土手にいるのは草を食む羊。毛を刈られた後。)

 

 

 

 

 

 

 

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川の向こうにナポレオン3世がよく出かけた温泉施設があるので
その村の入り口にあるナポレオン3世の架けた橋を車で渡って
町を車で走り抜けてみました。

Luz-St-Saveur村です。

この橋の手前の県道沿いに屋台でチーズを売るお店があって
美味しそうでしたが止まりませんでした。

車を停めて買ってる人がいたので
評判のお店なのかも。

 

 

 

 

 

 

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シーズンオフなのであまり観光客はいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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村にある温泉施設。
もしかしたらここも水温は33℃くらいかもしれません。
外の気温が10℃前後なので、低めの設定だと出た時に寒いですよね。

営業しているようで、お客さん、ちらほら居りました。

 

 

 

 

 

 

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元の県道に出る為に町の中を走ります。
ホテルが多そうですが、ひっそりしていました。

 

 

 

 

 

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町を抜ける1本道です。

 

 

 

 

 

 

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橋を渡ると元の県道に戻ります。
(あの切り立った崖の上にマリア像があるんですよ)

でも県道ではなく、主人は自転車で前に通った別の道から帰りたいと
一車線しかないような狭い山道を通って帰りました。

ここに来るのは2回目なので自分の庭〜みたいな感じなんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これがそのマリア像です。
これを見てからさっきの崖の写真を見ると何処にあるか見えます。

ルルドが近いせいなのか、マリア信仰のブームだった18〜19世紀頃をうかがわせるマリア像、マリアの絵が多かったです。

コンポステラの巡礼とも関係があるかもしれませんね。
日本の伊勢参りのような感じで大流行りだった時代があったようなのです。

サンチャゴ・デ・コンポステラはスペインにあるんですが、
ここでイエズスの弟子の一人だった聖ヤコブが亡くなり遺骨があると言われていて
ローマやパリ方面からピレネー山脈を超えて徒歩でのみ巡礼に出かけていた時代があったのです。

その巡礼道をスペイン語では「El Camino de Santiago」(サンチャゴの道)、
フランス語では「le chemin de Saint Jacques」(聖ジャックの道)
英語では「The Way of St. James」(聖ジェームズの道)

と呼んでいて、
(国によってヤコブの呼び名がこんな風に変わるんですね〜)

今も巡礼をする人は大勢いますが、
全部の行程を徒歩でする人は殆ど居ないのではないかしら。

たまにネットでピレネー山脈から自転車で巡礼するツアーを見ますが
彼らの荷物を運ぶ車が一台付き添うようです。

巡礼規定では徒歩の場合、最後の100kmを歩き、
自転車の場合は最後の200kmを走り、
なおかつ途中の教会や宿からそこを通ったスタンプ証明を台帳に記載してもらっていれば
証明書を出すと言っています。

ただ巡礼道の一部はハイウェイなどトラックが行き来する道らしくて
土産物屋とか、アイスクリーム屋とか
(5月が一番良いらしいですが夏休み中だとものすごい暑いらしい)
コマーシャル化しているので本来の巡礼と違っていると批判する人もいます。

私は桃ちゃんがどうせ歩くのが苦手なので
100kmなんてとても歩けないし
例えば自転車でも200kmを1ヶ月かけたとしても
子連れでハイウェイを自転車で走るのはとても無理なので
最初は旅行に組み込みたかったのですが早々に断念しました。

 

 

 

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橋を渡りながら町を振り返るとこんな風に見えます。
90m上の橋からバンジージャンプなどやってる人もいるようですが
今は気温が低いので夏になってからでしょうね。

川に降りる道もあるそうですが、
天気が悪いと突然水かさが増して危ないそうです。

 

ガヴァルニー村から滝の見える展望台までのハイキングですが
夏には夏の良さがあるかもしれませんが、
私はこの4月の寒い時期のハイキング、良かったな〜と思い返します。

何て言うか、私達が居た時は標高2000m以上の道路はまだ不通で、
雪で覆われた高い山に囲まれて
それはそれは雄大な山の景色だったのです。

本当に美しかったです。

主人が2年前に行ったのは7月で
山の写真には雪がありません。

この雪山の美しさ、そして耐えられるくらいの寒さ。
寒さの中から顔を出す高山植物の花や芽。

観光客があまり居ないのでお店もあまり開いてないし
閉まってるホテルもあるんですが
ああ、そうか、この辺の人達ってシーズンオフは閉めて別の場所で暮らしてるのかな〜とか思いを巡らせたりもして、
その町の裏通りが見えたような感じで
興味深かったです。

 

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